はじめに
理系大学生や理工系社会人にとって、専門用語を含んだ英語力は、研究・論文執筆・国際会議・留学・就職など多くの場面で必要不可欠です。
しかし、一般的な英語参考書や単語帳では、理系分野に特化した語彙が不足しがちです。
本記事では、理系分野で実際に使える英単語・英語表現が身につく参考書3選を厳選してご紹介します。
- 理系特化の参考書を使う理由
- 参考書を選ぶ基準
- 参考書の使い方
- お薦め参考書
なぜ理系用語に特化した参考書を使うべきか?
一般的な単語帳の限界
- TOEICやビジネス英語の単語帳では専門的な語彙がカバーされていない
- 例えば、「protein」「semiconductor」「metabolism」などの理系語彙は登場頻度が少ない
単語帳の単語カバー範囲は、ある特定の資格試験で使用される英単語が中心です。そのため専門用語の英単語を学習することが難しいです。
参考書を選ぶときの3つの基準
参考書を選ぶ際は、専門分野や学習スタイル、シーンを意識して選ぶことが重要です。
- 自分の専門分野に合っているか
生命科学、情報科学、工学、医療など、専攻に近い分野を網羅しているか確認しましょう。 - 学習スタイルに合っているか
音声DL対応、例文付き、スモールステップ形式など、続けやすい構成かどうかが重要です。 - 使用シーンに直結しているか
論文執筆、研究発表、留学準備など、自分の目的に直結する内容を選ぶことで、学習効率が格段に上がります。
参考書の効果的な使い方
1冊を繰り返し、使い倒す
複数の単語帳に手を出すより、1冊をやり込み、記憶を定着させましょう。
同時に複数の単語帳を使用した場合、読み切るのに時間がかかるため何度も読み返すことによる記憶の定着が進みづらいです。
音声と例文をフル活用し、アウトプットする
音や使用シーンごとに覚えることで、アウトプット力も強化されます。
また単語を使用した例文をつくることでより記憶の定着が進みます
実務や研究で使うことを前提に学習
「論文を書くときこの単語を使う」というリアルな想定が、記憶の定着を促進します。
この文はこう表現するということを意識するだけで、覚えやすさが違います。
おすすめ理系英語参考書4選
① りけ単―理系たまごの英単語&表現40日間トレーニング
- 特徴:「高校英語」から「研究英語」への橋渡し
- 構成:40日間でコツコツ基礎構築
- おすすめ対象:理系の新入生・留学準備中の学生
理系英語の入門に最適な、軽めで継続しやすい一冊。
② テーマ別英単語 ACADEMIC
- 特徴:学術英語の基礎語彙をカバー
- 分野:理系に加え、人文・社会科学も一部含む
- おすすめ対象:大学英語・教養英語・TOEFL
🔬 理系英語の「深い語彙力」をつけたい人の決定版
③キクタンサイエンス シリーズ(工学・生命科学・メディカル)
理系英語に特化したキクタンシリーズは、音声DL付きで学びやすく、分野別に選べるのが特徴です。
- 生命科学編:生物学・農学・薬学・医学分野を学ぶ学生、研究者に最適
- 情報科学編:情報系の学生や技術者、また、情報通信関連の文書作成や翻訳・通訳などに携わる人向け
- 工学編:機械・電気・建築・情報工学などの分野に進む学生・技術者向け
- メディカル編:医療従事者や医療通訳志望者に。人体の構造を英語で理解する基礎を網羅
🎓 推奨:理系学生、技術職、医療関係者、研究者
④Academic Vocabulary in Use
特徴:IELTSや大学英語でも頻出のアカデミック語彙(AWL)を文脈と一緒に習得できる。
対応スキル:語彙・読解・ライティング
理系的おすすめポイント:科学・技術・教育・研究に関する語彙が豊富で、「学術英語」に強くなれる。
番外編
『理系のための英語論文執筆ガイド』
理系大学院生・研究職向け。英文アブストラクトやイントロの書き方、図表の説明など、論文で使える定型表現が豊富。
『Distinction 2000』
万人向け。大学受験や専門領域で使用されるアカデミックな英語と、日常会話やビジネスで使用されるプラクティカルな英語を学ぶことができる。アカデミックでは40のチャプターに分かれていて、テーマはどれも学術的な内容を扱っています。
まとめ
| 書名 | 特徴 | おすすめ対象 |
|---|---|---|
| キクタンサイエンス | 分野ごと | 学生・研究者・社会人 |
| りけ単 | 入門用 | 高校卒業直後の学生 |
| ACADEMIC 初級 | 教養+理系 | TOEFL/IELTS初級者 |
| ACADEMIC 上級 | 自然科学専門 | 大学院・研究者志望者 |
あなたに合った一冊を見つけよう!
理系分野の英語力は、キャリアを大きく左右する武器になります。
目的や学習スタイルに応じて、自分にぴったりの1冊を選び、ぜひ繰り返し使い込んでください。






コメント